教室ニュース 滑川校ニュースキッズだより 10月号

キッズだより 10月号

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運動会

 

ようやく秋らしい風を感じることができるようになりました。キッズくらぶの子供たちは夏休みを経て運動会も終え、体も心も一回り大きくなったように思います。

 

私も我が子の運動会に行きました。色々な競技や演技、学年ごとに見られる成長と、学年をこえて団ごとに力を合わせ競い、応援する姿。運動が得意な子もそうでない子も、その一生懸命な姿に心を打たれました。

 

最後には勝ち負けがつくのが運動会。勝って満面の笑みをうかべ歓声をあげる子供達と、負けて肩を落とし、涙をうかべる子供達。最後に先生はこんな言葉をかけて下さいました。

 

「勝って嬉しい気持ち、負けて悔しい気持ち、今日のこの気持ちを十分に大切に味わってください。」

 

目先の勝ち負けだけに、目も心も向いていた子供達にこの言葉が届いたでしょうか。私の心にはストンと入ってきました。勝って足が地面から浮き上がり、心も宙を舞っているような気持ち。また、負けてモヤモヤしたものが心に渦をまきながら腹の底から涙腺に向かって押し上げてくるようなどんよりした気持ち。両方を経験してきましたが、このような気持ちを味わうことができたのは、そこに行きつくまでの過程で一生懸命がんばったからだと思います。

 

運動会だけでなく、これからいろいろな場面で勝負しなければならないことが出てきます。その時に自分が納得できる結果を得るには、目標に向かって日々一生懸命がんばらなければならないと思います。このがんばりなくして良い結果にはたどり着けません。今回の運動会での体験を活かして、何事にも一生懸命がんばっていくことの大切さを子供たちに説いていきたいと思います。