教室ニュース 滑川校ニュースキッズだより 11月号

キッズだより 11月号

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食卓を囲んで

 

ある日の授業中「ぐぅ~っ」とお腹の鳴る音がしました。

 

「あはは」「だぁれ?」…すみません、恥ずかしながらそれは私でした。

 

みんなお腹がすく時間、話題は夕食の話へと行きます。満面の笑みであるお子さんが言いました。

 

「今日は鶏のから揚げなんだ。お母さんが作ってくれるんだ!」

 

から揚げは大好物、さらにそれをお母さんが作ってくれる。いや、お母さんが作るから揚げだから大好きなのでしょう。

 

お母さんが夕食の準備をする姿、油のはねる音、香ばしい匂い、から揚げが揚がるのを待ち焦がれるお子さんの姿。その光景を想像すると、そのすべてが輝いて見え、私まで幸せな気持ちになりました。

 

私は、食事の時間を家庭での総合学習の時間だと考えています。箸の上げ下げや、姿勢など注意することもありますが、まずは何より楽しい時間にすることを心がけています。お説教ばかりじゃ、おいしい物も喉を通りませんし、栄養にならないと思います。栄養は体だけじゃなく、心も満たしてくれるものだと思います。先のから揚げの話など、もう食べる前から心に栄養を運んでくれているように思います。

 

次に気をつけていることは、準備から後片付けまで全てを家族みんなですることです。火や包丁を使う料理のお手伝いだけでなく、お箸を並べる、取り皿を用意する、ご飯をよそう、お茶を入れることなど。みんなができることをする。みんなが楽しく食卓を囲むためにはこの小さな一つ一つが大切であると実感できます。そしてお互いに感謝の気持ちを伝え合うことができます。

 

家族みんなで食事をできないこともあるでしょう。そんな時は目の前にある食事に感謝の気持ちを込めながら、「いただきます」と言いたいです。